ケイスケとSPI

転職者向けSPIのアドバイス。

SPI攻略法⑭ 資料の読み取り

資料の読み取り

ポイント

①表の読み取り

②〇〇増し・〇〇割り引き

 

①表の読み取り

この範囲は複雑な計算問題は出題されないが、

資料を読み取るのに時間が掛かる。

全部読んでから問題を解くと時間がなくなるので、

資料に共通している項目と違う項目に注意しよう。

 

②〇〇増し・〇〇割り引き

通常料金はそのままで良いが、

繁忙期の〇〇増し、閑散期の〇〇割り引きは計算しなければいけない。

・△円増し:△円を通常料金に足す。

千円の100円増し→1000+100=1100 円

・□%増し:通常料金の□%を通常料金に足す。

千円の30%増し→1000×(1+0.3)=1300 円

・◯割引:通常料金の◯割を通常料金から引く。

千円の2割引→1000×(1-0.2)=800 円

 

これらは結構身近にあるものだ。

新幹線や高速バスの繁忙期料金や閑散期料金、タクシーの深夜料金。

チケットのキャンセル料は前日まで50%、当日100%など。

そう考えると面白くなってくるね。

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SPI攻略法⑬ 代金の精算

代金の精算

ポイント

①図をかく。

②貸し借りを帳消しにする。

 

①図をかく。

AがBに1000円を貸したとする。

文章のままだと時間が掛かるしイメージしにくい。

A-1000円→B

これだけで充分だ。

何度でも言うが自分がわかれば良い。

3人の場合は三角形上にA、B、Cを書いて矢印を引けば良い。

三権分立の図のようにかくとわかりやすい。

 

②貸し借りを帳消しにする。

例えば、AがBに1000円を貸して、BはAに6000円を貸したとする。

その場合は1000円を帳消しにして、

Bー5000円→A

とすると計算が楽になる。

そのときは新しく図を作った方が良い。

図にかき込みすぎて混乱するのを防ぐためだ。

 

今回の範囲はポイントを押さえれば割と楽に解ける。

推論や速さまで難易度が高くないのでサクッと終わらせよう。

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SPI攻略法⑫ 速さ

速さ

ポイント

①公式

旅人算

③単位換算

 

①公式

・速さ×時間=距離

・距離÷時間=速さ

・距離÷速さ=時間

この3本の公式がある。

覚えているならそれでいいけど、覚えていない人は新たに覚えなくても良い。

「みはじ」「きはじ」「はじき」など。それで大丈夫。

 

旅人算

必ず図を書こう。簡単な線分図で大丈夫。

・出会い算(向かい合って進む場合)

 Aが進んだ距離+Bが進んだ距離=出会うまでに進んだ距離

(合うまでの時間=2地点の距離÷速さの和)

・追いつき算(同じ方向に進む場合)

 Aが進んだ距離+始めの距離の差=Bが進んだ距離

(追いつくまでの時間-はじめの距離の差÷速さの差)

 

 ( )は覚えておくと便利だけど、

 よくわからないのに使うと混乱してしまう。

 

③単位換算

1時間=60分、1分=60秒。

これは誰でも知っている。

では、2.5時間=何分?24秒=何分?

ヒントは、時間→分なら×60、分→秒なら×60。

その逆の、秒→分なら÷60、分→時間なら÷60すれば良い。

では、時間→秒、秒→時間はどうなるだろうか推測してみよう。

 

時間→秒の計算はほぼ出ないが、分→時間の計算頻出だ。

速さを表すときは時速の方が多いからだ。

単位換算は速さ以外でも使うのでできるようにしたい。

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SPIの勉強法⑤ 模試をどうするか問題

SPI確認テスト

※今回投稿は宣伝を含む。

 

勉強法③で模試の重要性について話した。

簡単な実力把握の方法も書いた。

でも、よくよく考えると初心者には難しい問題かもしれない。

勉強する前の実力はわかっても、勉強した後の実力の目安にはならないだろう。

それは何故か。

 

 

【テストセンター・SPI3-G対応】

これが本当の転職者用SPI3だ! 改訂3版 (本当の就職テスト)

 

の『WEBテスティングの問題例』の問題は解答は直後にあるが、

問題集で扱っていない問題が出されるからだ。

(1)は整数の推測の範囲からの出題だが、

この問題集では整数の推測を解説していない。

 

勉強前の確認として、

苦手範囲の抽出と現状把握には良いだろう。

ただし、勉強後の確認にはあまり使えなさそうなので、

SPIの勉強してどのくらい力がついたのかを測るのには不適かもしれない。

 

そこで私は問題集の非言語問題から10題を選んだ。

「この問題は必ず解いて欲しい」

という難易度の問題。

初心者にとっては難しいだろう。

ただ、勉強した後に解いてみるとスラスラ解ける問題になっている。

実力把握の確認テストとして難易度の調整が上手くできた。

 

実際にSPIの勉強をこの問題集で解いた生徒がテストを受けると、

制限時間10分オーバーで全問正解だった。

勉強前後で実力の伸びを調べるには良い目安になると思う。

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SPI攻略法⑪ 分割払い・仕事算

分割払い・仕事算

ポイント

①分数の計算

②線分図

 

①分数の計算

この単元では分数が沢山出てくる。

以下の計算に詰まったらネットで調べよう。

・約分

分母と分子を公約数で割り、簡単な分数にする。

・通分

分母が異なる二つ以上の分数を、それぞれ共通な分母の分数に直す。

・分数の足し算・引き算

通分してから計算する。

・分数の掛け算

分母同士、分子同士を掛ける。

・約分のある分数の掛け算

途中で約分する。

・分数の割り算

割る数の分数を逆数にしてから掛け算をする。

 

分数の掛け算のときにはできるだけ途中計算のときに約分しよう。

あとで一回に約分するとミスをしやすい。

 

②線分図

割合・比と同じで全体を1とする直線を分割して考える。

分数と線分図は相性が良いからオススメだ。

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SPI攻略法⑩ 割合・比

割合・比

ポイント

①割合の式

②%、小数、分数

③線分図

 

①割合の式

全体数✕Aの割合=Aの数

これだけ覚えれば大丈夫。

 

・25人のうち20%が不正解。不正解者の数は何人?

 25×0.2=5 [人]

・正解率80%で40人が正解した。解答者は何人?

 x ×0.8=40

 後はこの式をxについて解けば求められる。

 

②%、小数、分数

%は全体を100、小数と分数は全体を1とする。

%の値と人数が混ざらないように100(450)と括弧を用いると便利だ。

上は100%のときに450人ということだ。

人数なのか割合なのか間違えないこと。

 

③線分図

今回大活躍する線分図。

線分図を書くのに定規は要らない。

とにかく自分がわかれば良い。

例えば、60%だと50%よりも大きいから半分より長めにして、

40%だと50%より短いから半分より短めにする。

75%は0.75が1/4だから4等分すれば良い。

視覚的な情報は頭に残るから計算ミスがわかりやすくなる。

ちょっとしたテクニックだ。

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SPI攻略法⑨ 損益算

損益算

ポイント

①4つの式の暗記

②方程式

③簡単な確認

 

①4つの式の暗記

ア.仕入れ値✕(1+利益の割合)=定価または売価

イ.仕入れ値✕利益の割合=利益

ウ.定価✕(1-割引率)=売価

エ.売価ー仕入れ値=利益

 

先に言っておくと、これらの式はわかりやすいものから覚えた方が良い。

何も順番に覚える必要はない。

ウ:投稿⑧で料金の割引については解説している。

エ:売った価格ー仕入れた価格=手元に残った金額

  つまりそれが利益になる。

ア:仕入れ値(仕入れたときに買った金額)と同じ金額で売ると利益は0だ。

  例えば、500円で買った魚を500円で売ったら利益は0円。

  だから、利益が出るように定価を設定する。

イ:算数や数学が苦手だとこの式で躓くかもしれない。

  具体例でイメージしよう。

  500円の魚を1割の利益が出るように定価を設定するとき、

  利益の割合は1割。つまり0.1だ。

  500×0.1=50 [円]

  この式を使うと、エの式を使わなくていいので時短できる。

 

②方程式

与えられている情報が全て式のとおりに計算できるとは限らない。

ア.仕入れ値✕(1+利益の割合)=定価または売価

利益の割合と定価が与えられて原価を求める問題ではアの式を使う。

原価(仕入れ値)をxとおいて方程式を解く。

原価と毎回書くと時間がかかるので文字で置く訓練をしよう。

あとは方程式の解き方の確認をすれば大丈夫だ。

 

③簡単な確認

選択肢には定価より高い仕入れ値はない。

ただ、計算して数値が変だったらその時点で計算し直そう。

・割引しているのに定価より値段が高くなった。

・金額がマイナスになった。

・利益がマイナスになった。

これらはありえないので「ん?」と思ったらいったん手を止めよう。

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