ケイスケの転職試験対策

転職試験攻略のアドバイス。

転職の基礎から算数㊵ 例題③

例題③

例題①が好評なようなので、損益算をアレンジしたものを作ってみた。

『◯◯円の△割増し』というのはテストではあまり見かけないが、

タクシーなどの深夜料金でよくあることだ。

 

転職者でなくてもこのあたりの計算はできたほうが便利になる。

社会人の学び直しにも適しているだろう。 

転職の基礎から算数㊴ 速さ 文章問題3 解答

速さ 文章問題3 解答

文章問題は図をかいて解こう。

誰かに見せるものではないから、自分がわかれば良い。

ここまで丁寧にかく必要はない。

 

『橋を渡り始めてから渡り終えるまで』

ということはかかった時間には、

電車は橋の長さと電車の長さの分を走ったことになる。

 

この『 』の表現が出たら、この問題の類題だろう。

図をかくと電車が走った道のりと、

橋の長さと電車の長さの関係がわかりやすい。

 

あとは引き算すれば求められる。

 

参考までに、これは山手線1編成(11両)の長さである。

しかし、山手線には全長500mの橋は存在しない。 

転職の基礎から算数㊳ 速さ 文章問題2 解答

速さ 文章問題2 解答

文章問題は図をかいて整理して解こう。

家から公園までの道のりは変わらないので、

のりを先に計算して求める。

 

帰りにかかった時間が30分なので、

公園から家の道のり2700mを使うと、

帰りの歩いた速さが求められる。

 

最後にすべての単位を確認しておこう。

時間の単位が全て分、

道のりの単位は全てmになっている。

また、行きよりも帰りのほうが時間がかかっているので、

帰りのほうが速さが遅くなる。 

転職の基礎から算数㊲ 速さ 文章問題1 解答

速さ 文章問題1 解答

文章問題に躓いたら必ず図をかこう。

頭の中で考えていると混乱してします。

図をかいて何がわかって何がわからないのかをはっきりさせること。

 

「何時間何分か」と聞かれているので、

解答には◯時間△分という形にする。

小数の時間を分に変換して解答を求めよう。 

転職の基礎から算数㊱ 計算練習(時速・分速・秒速) 解答

計算練習(時速・分速・秒速) 解答

みんな大嫌いな時速・分速・秒速の問題の解答。

時速は、1時間あたりに進む道のり。

分速は、1分間あたりに進む道のり。

秒速は、1秒間あたりに進む道のり。

1時間は60分。1分は60秒。

 

では、1時間は何秒になるだろうか?

1時間=60分=60×60秒=3600秒になる。

これは暗記する必要はない。

単位を一つ一つ変換してほしい。

そうすると計算ミスは減るだろう。

 

右上にメモとして、

「時間の単位の計算」と「速さの単位の計算」を載せた。

これは参考までに書いただけなので暗記はしなくて良い。

 

一応、使い方を書くと、

「時間の単位の計算」の場合は、

3600秒を◯◯分に変換したいときは、

3600÷60=60

60分と計算できる。

3600秒を◯◯時間に変換したいときは、

3600÷3600=1

1時間になる。

 

「速さの単位の計算」の場合は、

秒速1mを分速◯◯mに変換したいときは、

1×60=60

分速60mになる。

秒速1mを時速◯◯mに変換したいときは、

1×3600=3600

時速3600mになる。

ただ、この場合は時速3600mよりも、

時速3.6kmの表記のほうがわかりやすいだろう。

 

桜前線の速さは赤ちゃんのハイハイくらいの速さらしい。

⑧は⑦の解答を使うとすぐに求めることができる。

1日あたりに進む道のりだから1日の速さだ。

もし赤ちゃんが1日中ハイハイしたら、約200kmも進む計算になる。

これは東京ー大阪間の直線距離の半分になる。 

転職の基礎から算数㉟ 計算練習(単位換算) 解答

計算練習(単位換算) 解答

道のりと時間を求める練習問題の解答。

①~④は道のりの問題。

⑤~⑧は時間の問題。

 

今回は時間の換算。

1時間=60分

1分=60秒

これがわかっても計算問題にすると解けなくなる。

60分=1時間

60秒=1分

逆も考えておこう。

そして、上式を÷2すると、

30分は0.5時間、

30秒は0.5分、

という書き方もできる。

 

 

①自動車が時速48kmで1時間15分走る道のり。

の解き方を解説すると、

時速が与えられているので時間を◯時間に統一したい。

そういう場合は分母が60の分数を使う。

帯分数のまま計算できないので仮分数にすると、

1時間は60分に換算できるので、

  \dfrac {60+15}{60}=\dfrac {75}{60}=\dfrac {5}{4}

 \dfrac {5}{4}時間と表すことができる。

 

道のり=速さ×時間 なので、

  48×\dfrac {5}{4}=12×5=60

60kmが答えになる。

 

ポイントは分数を既約分数にすること。

言い換えるとそれ以上約分ができない分数にすることだ。

①の例だと、

  48×\dfrac {75}{60}

  48×\dfrac {5}{4}

計算結果はどちらも同じ値になるが、下式のほうが簡単に計算できる。

 

解答を書くときは、

75分ではなく1時間15分と書こう。

そのときに帯分数が役に立つ。

 

秒はそれ以上細かい単位がないから、

小数でも分数でも良いだろう。

 

道のりは長さの単位が10進法なので、

小数で書いても解答として間違いではない。

ただ、解答に「◯◯km」など指示がある場合は、

その通りに単位を変換して書こう。 

転職の基礎から算数㉞ 計算練習(道のり・時間) 解答

計算練習(道のり・時間) 解答

今回は道のりと時間を求める練習問題の解答。

①~④は道のりの問題。

⑤~⑧は時間の問題。

 

道のり=速さ×時間

時間=道のり÷速さ

 

③の解答の21.6kmは道のりなので小数で正解だが、

⑧の解答は0.75ではバツになるだろう。

時間は小数で表さずに分母が60の分数で表す。

  0.75=\dfrac {75}{100}=\dfrac {3}{4}=\dfrac {45}{60}

となり、最後に時間から分に換算して45分と求められる。