例えば、社会人、転職者、中途採用希望の方に適性試験が課されるとする。
適性検査に非言語問題、つまり算数や数学が必要だとわかった。
さて、小学校のドリルを買う?
買ってきて全部やる自信がある?
算数や数学が苦手な方は小学校の記憶もあやしいだろう。
「基礎から始めよう!」
と本屋に行って小学校4年生くらいのドリルを買う人はいるだろうか?
適性検査まで充分時間がある場合は良いかもしれないが、
時間がない人が殆だろう。
小4のドリルを終えたら次は小5?
いつ終わりは来るのだろう?
時間がかかり過ぎるから私はこの方法を勧めない。
『わからなかったらわからないところだけ聞く』
それだけでいいと思う。
本質的な理解とは離れるかもしれないが、
就職に必要な能力は仕事に必要かわからない。
仕事後に独学するよりなら、オンラインで勉強すれば良い。
小数の計算が分からなければ、そこだけ。
分数の計算が分からなければ、そこだけ。
方程式の計算が分からなければ、そこだけ。
算数や数学の小中全範囲を限られた時間で勉強するのは無理だ。
必要な範囲、必要と思われる範囲を優先して、
最短距離を走り抜けよう。