順列・組み合わせ
ポイントは、
①組み合わせの公式
②途中計算
③『かつ』と『または』
①組み合わせの公式
これは高校数学の範囲だが覚えないと解けない。
問題集を見て必ず覚えること。
生徒5人から4人を選ぶということは、
生徒5人から1人を除くということだから、
5C4=5C1 になる。
これを覚えると計算が簡略化されて早くできる。
②途中計算
組み合わせの公式は分子同士、分母同士それぞれ別々に計算すると、
値が大きくなってしまい約分が大変になる。
途中計算のときになるべく約分してミスを防ごう。
③『かつ』と『または』
『かつ』は同時に起きるとき、計算した確率を掛ける。
『または』は同時に起こらないとき、計算した確率を足す。
例えば、今日と明日の天気が晴・曇・雨のうち、
「今日も明日も晴れ」では、
「晴ー晴」の1通りしかない。
「今日か明日のどちらかが晴れ」では、
「晴ー曇」「晴ー雨」「曇ー晴」「雨ー晴」の4通りがある。
これらは同時には起こらない。
「今日が晴かつ明日が晴」
「今日が晴または明日が晴」
では数学的に違うことを理解しよう。