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転職の基礎から算数⑪ 『体積の単位換算』

『体積の単位換算』

『キロキロとヘクトデカ桁メートルがデシに追われてセンチミリミリ』

覚えるまで何度も音読しよう。

 

『体積の単位換算表』にはkm³(立方キロメートル)を載せていない。

日常生活や算数の範囲ではほぼ出番がないからだ。

今回は基準値以下のd(デシ)、c(センチ)、m(ミリ)が重要になる。

 

そして、今回は横のマスが10マスになっている。

da(デカ)、h(ヘクト)、k(キロ)は覚えなくて良い。

その代わりに違う単位同士の変換をできるようになろう。

 

体積は縦×横×高さなので10倍×10倍×10倍すると1000倍になるので、

『体積の単位換算表』では、

単位と補助単位の表の間隔が3倍になる。

 

水の密度が1.0g/cm³なので、

水のときは体積と質量の換算ができる。

1mm³のとき1mgになる。

1cm³のとき1mLで1gになる。

要は表を縦に読み取ることができる。

 

料理などで使う1ccは1cm³のこと。

水なら1mLだと覚えておけば良い。

m³とLとgの基準が一致しないことに注意しながら計算すること。

 

大体の体積を把握しておこう。

1mm³=1mm×1mm×1mm

 1mg:錠剤に含まれる薬の成分の質量。

1cm³=1cm×1cm×1cm (=1mL)

 コーヒーミルクが5mLである。

1000cm³=10cm×10cm×10cm (=1L)

 牛乳パック1本分が1Lで約1kg。

1m³=1m×1m×1m (=1kL)

 家庭用の浴槽を満タンにすると0.3kLになる。

 

大体の体積を覚えておくと便利だ。

 

リポビタンDは1本中にタウリン1000mg配合されている。

多くの人が「1000mgって1gのことじゃん」と言うが、

栄養学的に成分によって単位が違うので、

1gと表記するのはおかしい話なのである。

ナトリウムはmg、ビタミンAはμg(マイクログラム)など、

成分ごとに基準単位が決まっているのだ。

簡単に言えば、身長は170cmと言うけど1700mmとは言わないのと同じである。

 

体積の規模を知っておくと計算ミスに気付きやすいので、

頭の片隅に入れておこう。

 

次は、計算方法。上の表を見ながら考えよう。

右に行くほど値は大きく、左に行くほど値は小さい。

 

①1cm³をm³に変換しよう。

立方センチメートルは立方メートルの6マス左にある。

だから÷1000000をすればいい。

1÷1000000=0.000001m³

 

②1m³をLに変換しよう。

立方メートルはリットルの3マス右にある。(縦の位は同じ)

だから×1000をする。

1×1000=1000L

 

③100mLをkgに変換しよう。

ミリリットルはキログラムの3マス左にある。

だから÷1000をする。

100÷1000=0.1kg

 

表がどうしても覚えられないなら、見る回数を増やすと良い。

たくさん印刷して机の上、ドア、天井などに覚えるまで貼り付けておこう。

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